起業に斬新なアイデアは必要ない
起業について会社員や学生と話していて感じることの一つに「起業とは斬新なアイデアが必要」と思っている人が多いことです。
実際に、
「まだ誰もやっていないことやらないとだめだよね」
「思いつくことはもう誰かがやってるしなあ」
というセリフを耳にします。
そういった人たちは起業という言葉からfacebook、twitter、ホリエモン、本田総一郎、孫正義といったサービスや起業家の名前を連想するのでしょう。 "レジェンドクラス"しか知らないから、自分の能力とそれらを比較してしまい、起業は無理だと思ってしまうのでしょう。
しかし実際には、他人が作ったビジネスモデルに乗っかって、ほんのわずかなシェアを頂戴してしまうやり方でも起業できます。 というか、ほとんどがそうでしょう。 屋台のタコ焼き屋を始めてもいいし、ホームページ制作を始めてもいいし、居酒屋を始めても良いでしょう。 どれも日本全国にある業態です。
地域制を利用したり、コストをかけない工夫をしたり、宣伝に力をいれたり、当たり前のことをするだけでも事業が成り立っちゃったりします。 必ずしも誰もが思いつかなかったことを考える必要はないのです。
起業に興味はあるけどアイデアが思いつかないから無理だと思っている人がいたら、少し起業のハードルを下げてみると良いでしょう。
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