起業の決意/決断
起業の決意というのは、人生で最も大きな決意でしょう。 それは、結婚や離婚に匹敵するものだと思います。
なぜならば、起業には大きなリスクが伴うからです。 リスクを承知した上で、それを許容できなければ、起業すべきではありません。
ここでは、実際に起業した筆者が、どのような気持ちや経緯で起業したのかを紹介します。
起業の決断 私の場合
筆者は、20代で脱サラして起業しました。業種はITサービスで、たった一人での起業でした。 今となっては、「起業したよかった!」と心から思えますが、起業前には多くの葛藤がありました。
- 失敗したらどうする?
- サラリーマンに戻れる?
- 自分の力を過信しているかも?
- 借金を背負ったらどうする?
- せっかく大手企業に勤めているのにもったいない?
- ボーナス、退職金、社会保険、福利厚生、全てなくなるけど大丈夫?
- 結婚して家庭をもったとしたら・・・?
- 突出した能力があるわけでもないのに大丈夫?
- 専門スキルを身につけてからのほうがいい?
- 人脈なんて皆無だよ?
- 簿記、会計、経営なんて何も知らないよ?
- 起業しても数年で廃業する率が高いらしいよ?
- 副業でやればいいんじゃない?
- 自分の人生、本当にそれでいいの?
他にも多くの葛藤がありましたが、最終的に起業を決断できたのは、
以下のポジティブな理由とネガティブな理由の両方があったからです。
ポジティブな理由
起業のきっかけに書いたように、学生時代から起業したいという強い気持ちがありました。
具体的には、以下のとおり。
- 起業後の日々を想像すると、ワクワクして仕方がない。
- たくさんお金を稼ぎたい。
- 好きな仕事をしたい。
- 自分は成功するという強い自信。
ネガティブな理由
とにかく会社員を辞めたいという逃げの気持ちがありました。
具体的には以下の要因です。
- 上司との不仲。
- 職場の雰囲気が最悪。
- 頑張っても頑張らなくても大きな違いがないというモチベーションの低さ。
- あらゆる自由度の低さ。
とにかくよく考えろ!
起業を考えている人に伝えたいのは、とにかく良く考えろということです。 特に、起業をしたいというポジティブな理由と会社員を辞めたいというネガティブな理由のどちらか一方しかない場合、かなり慎重になるべきです。 家庭を持っている場合はなお更です。
ちなみに、私は独身だったので、もしも事業がうまくいかなくても、借金さえ背負わなければアルバイトで最低限の生活費を稼げばいいと思っていました。
人生は一度きりです。 とにかくよく考えて行動しましょう。
スポンサードリンク