残業 帰れない雰囲気


皆が残業で、自分だけが帰ることは出来ない雰囲気

残業する必要はないのに皆が残業しているから、自分だけ帰るのは気まずくてできないという職場があります。私が以前に勤めていた会社がそれでした。

17:30が定時でしたが、その時刻に帰る人はいません。 本当に残業が必要な人たちはおそらく全体の半数程度だと思います。 残りの人たちは、自分だけが先に帰るのがきまずくて出来ないのです 特に、上司が残業している日は絶対に先には帰れません。

私がまだ新人だった頃、先輩社員に「やることがなくても気まずくて帰れないんだよね。」と本音をぶっちゃけられました。 悪い意味で日本人らしい職場なんだと思います。周囲の視線が気になる、みんなと一緒でいたいという日本人の性格の表れです。原因はもうひとつあって、遅くまで残業している人を誉める人がいることだと思います。「あの人はいつも遅くまで頑張ってるよね〜」というセリフを上司の口から聞いたことがあります。定時までに仕事を終わらせることが有能だということを皆わかってはいるものの、そうやって残業する人を誉める人がいるから、おかしな空気の職場になってしまうんです。

無駄に残業代だけが増えるわけですから、当然、この状況は会社にとってよくないわけです。 ノー残業デーを作るのも一つの策かもしれませんが、残業は良くないことであるという空気を作ることのほうが重要だと思います。 「(白々しい目つきで)何であの人残業してるの?」という陰口が漏れるくらいが理想だと思います。 ちなみに、欧米の企業ではこんなことはないらしいですよ、聞いた話ですが。

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