転職 ダメ人間


仕事を辞めて転職するのはダメ人間か?

つい最近に仕事を辞めて転職した友人がこんな言葉を口にしていました。
「仕事を辞めるのはダメ人間なんじゃないのかと悩んだ」

実は、私も以前勤めていた会社を退職するときに同じことを思いました。 私や彼だけでなく、世の中の多くの人は、仕事を辞める=ダメ人間、転職が多い=ダメ人間のレッテルを貼られると思っているようです。

では、仕事を辞めるのは本当にダメ人間なのでしょうか?

それは辞める理由や、辞めた後の行動によると思います。 私が思うに、仕事を辞めた人でダメ人間だと思うのは、「少しの壁にぶつかっただけですぐに辞めてしまい、場当たり的に転職を繰り返す人、または、そのままニートになる人」だと思います。 その逆は、「現状の不満を改善したり、より高いステージを目指すために転職する人」でしょう。

前者のタイプの人がダメ人間のレッテルを貼られてしまうのが現実ですが、それもちょっと心ないというか、もうちょっと優しくしてあげてもいいんじゃないかと個人的には思います。 というのも、この日本社会において身体的に弱い人は大事にされるのに対して、精神的に弱い人はそうではないからです。 まあ残念ながら、それが我々の社会の価値観なのです。

ですから、前者のタイプの人がこの記事を読んでいたとして、「まあいろいろ辛いと思うけど、そんなに考え込まないで」と非常に無責任なメッセージを送ります。

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