最後まで話を聞かない上司
A社の案件に関して、上司と打ち合わせ中の会話。
上司:「A社の案件だけど、この前はB案でいくと言ったけど、やっぱりC案でいくことにしよう・・・(中略)・・・ あっ、やっぱり、D案のほうがいいね。よし、じゃあD案で進めてくれ。」
話が二転三転したので、最終的に確認の意味もこめて、
部下:「では、関係部署には、B案・・・」
『関係部署には、B案からD案に変更になったと伝えます』と言おうとしたところ、「B案」という単語が出た時点で話を遮るようにして、
上司:「いや、だからD案だって!理由は〜〜だから!今言ったでしょ。わかる?」
部下:「はい。D案でいくんですよね。わかります。ですから、関係部署には、B案から・・・」
上司:「だからさーD案だって言ってるジャン?D案に異論があるの?(怒)」
部下:「・・・いや、異論はないです。わかりました・・・。」
最後まで話を聞かない上司の典型例です。
よくこれで出世できたものです。
最後まで話を聞かない上司の性格を分析すると、
- せっかちである
- すれ違いを減らすための確認行為を面倒に思う
- 妄想癖がある(相手が言おうとしている内容の誤った脳内補完)
- 部下の発言は聞く必要がないと思っている
といったところが共通しているように思います。
対処法
- 上司が話を遮る場合は、とりあえず聞いてからもう一度話す
- それを何度も繰り返す(忍耐力が必要)
- 極力メールを使う
- あきらめる
特に、極力メールを使うのはおすすめです。 最後まで話を聞かない上司でも、メールなら最後まで読むはずです。
人の話を聞かない上司の下で悩んでいるみなさん、がんばってください。
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